生きる為のひとつ

趣味で小説を書く者です。

彼と私の議論

私と彼は定期的に議題を上げてよく詭弁する事がある。

今日の議題は「春生、夜中に寂しくなる問題」について、そして「最上級についての幸せ」の2つが選ばれた。

 

私「夜中に寂しくなるんだけどどうしたらいい?ほんとに胸が苦しくなる」

彼「胸が苦しくなるは笑える。そのセリフは少女漫画でしか聞いたことない」

私「笑っとるけど、こっちは笑い事ではない」

 

等と笑いを混じえながら議論していくのだが、彼に寂しく無いのかと問うと、彼は今は寂しくなることは無いらしい。

それが人と居る、彼の場合親と居るのと私と夜に電話するのであまり寂しいとは思わないらしいのだが、それが幸せではなくとも絶対的に不幸せではない様で、不幸せではない時点で寂しくはないと言う意見らしい。

 

彼「春生的にはどんな事したら寂しくないと思う?」

私「T(彼)が永遠に起きてれば寂しくは無いだろうな」

彼「それは俺が寝れない事で不幸になる選択肢になるけど良いの」

私「私は私が幸せならそれでいいのだ」

 

私達の会話は大体この様な会話である。

途中で話が少し脱線したりするのはご愛嬌。

 

私「幸せといえば、人間の最上級の幸せはなんだと思う?」

彼「それは人それぞれだろうな。結婚が幸せな人もいれば、お金があれば幸せな人も居るし」

私「じゃあTの幸せは?」

彼「俺は仕事辞めてもお金が入ってくるようになるなら幸せかな」

私「仕事辞めないと無理やん」

 

彼の幸せは仕事にも何もとらわれないで自由に過ごすことらしい。

 

彼「じゃあ逆に春生の幸せは?」

私「私は特に無いけど.......うーん強いて言えば、小説で成功したら幸せかな。金銭面的にも嬉しい」

彼「確かにそれは幸せだなあ」

私「後は君と自分の親と一緒に住むことかな。寂しくも無くなるし。それが一番の幸せかもしれない」

 

人の幸せって、人それぞれだけれども私的には人との繋がりがある事が一番幸せなのかなあと感じた瞬間だった。

私は嫌な程寂しがり屋だし、誰かと常に話して居たいし、繋がっていたい。

それが叶うだけでも幸せに到達するに違いない。

最上級の幸せかどうかはわからないけれど、近い幸せはそこなのかもしれないが、そう上手くもいくまい、私は友達と呼べる居ない。

私の幸せに必要な事は自分で友達を作る初歩的な物から始まるのかもしれない。

 

話が少し脱線するのはご愛嬌、ご愛嬌。

つまりしょうもない詭弁や議論とはとても楽しいし人との関わりももてるのでとても良いのだ。

 

 

 

@harukisn