生きる為のひとつ

趣味で小説を書く者です。

なんの為

なんの為に生きているかと言う永遠の問を考えているうちは、本当の意味にいつまでもたどり着けないのかもしれない。

一人になると何か沢山の事を考えて嬉しい気持ちになったり悲しくなったり、頭の中がお祭り騒ぎになるけれど、嬉しい気持ちにさせる想像と悲しい気持ちになる想像を比べると残り香として残るのは悲しい気持ちばかりで、自分は駄目なのかと追い詰めてしまう。

どうしたら考えなくて良くなるのだろうと考えて、考えないようにしようと意気込んでも、考えないようにしないことを意識して余計にもわん!とアイデアにも似つかない謎の思考が湧いてでる。

こんなに沢山の感情をもちあわせている生き物が本当に幸せなのかと考えると、無知で何も考えない石ころにでも生まれた方が、人に蹴られてころころ色々な場所に行ったり散らばったりする、そんな人生の方が幸せなのだろうかと謎の空想をして謎の入り浸ってしまう。

そもそも人間界って本当に神様の下世界で有れるほど良い位置に居るのだろうか、本当に謎だ。

なんの為になんの為にと考えさせられて居るのは人間は考える葦である以上無くならないし、定期的に悲しくなるのも考える葦としての任務なのかもしれない。

けれどやはり人間とは本当に謎だ。謎だ、謎だ。

 

 

 

@harukisn