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春生志乃の喜怒哀楽

投稿したネット小説の宣伝や日常的な事を中心に書いています

愛読漫画 ライチ光クラブについて

私は多少嗜む程度に漫画を読むのだが、一番と言っていいほど好きな漫画が『ライチ光クラブ』だ。

昨年映画化もされ、有名俳優なども起用され尚更世間に知れ渡る事になっただろう。


私にとってライチ光クラブは美に対する探究心や生きる事への儚さを教えてくれた。

私はもともと変に美に執着している。

ずっと自分を見難い存在だと感じていた。

そして18で死のうと思っていた。

美しさは若さであると思っているからだ。

そんなとき、ライチ光クラブという作品に出会ったのだった。


私が特に好きなキャラクターは、雨谷典瑞、愛称はジャイボと言うキャラクターである。

作者、古屋兎丸先生の凄いなぁと思ったところは、僕らの光クラブという小学生の頃からライチ光クラブの惨劇があるに至るまでに描かれた漫画があるのだが、ライチ光クラブでジャイボは常川寛之、愛称はゼラというキャラクターに対して、同性にも関わらず愛というものを抱く。

僕らの光クラブを見ていると細かいコマや、ジャイボ自体が大きく出ていないコマでも、ジャイボがゼラに熱い視線を送っているのだ。

そこに古屋先生の凄さを感じた。

細かいところまでこだわっているところに、ライチ光クラブと言う漫画を愛しているのだと思った。

ライチ光クラブは1985〜1986年に『東京グランギニョル』と言う劇団が元となっている。

古屋先生はその劇団を見て、ライチ光クラブと言う漫画を描いたと耳にしたのだが、是非私も見て見たかった。

私が当時美しい青年であれば、演じてみたいなんて儚い夢さえも抱くほどだった。


ジャイボを演じた飴屋法水氏のツイッターをたまに拝見させていただくのだが、娘さんの画像などを見て微笑ましく感じる。


一言言えば、何度でも言うが、ジャイボは私にとって一番美しくて儚い存在だ。

愛に飢えて、飢えて、けれど実らない同性という壁。

いくら美しいとは言え女ではない。

男はやはり、女がいい。

男ではダメなのだ。

なら女よりも美しくなればいい。

なんて事が沸々と伝わって来て、愛に対して歪んでいると思われがちのジャイボだが、私はそこに美しさを感じる。

グロテスクでアングラな世界もまた惹かれる。

その時代だからこそ、また美しさに拍車をかけるのかもしれない。

とにかく、私が一番好きな漫画である。

読んだこともある人も、まだ無い人も、あの耽美でアングラな世界にまたまた引き込まれるであろう。


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